水道の水の温度が下がったような気がする。
春先に暖かさを感じる水の場合、
「水温む」があるが、
秋の冷たさを感じさせる水は、何と言うのだろう?
春の山は笑い、秋から冬へは眠りにつく。
水は笑わないし、眠らない。
「温む」の反対語は「熱い」なのか?
水については、「冷たい」ー「温い」ー「熱い」
と考えると「温い」は反対語が難しい。
水達の、これから冷たくなっちゃおうゼ、
というひそひそ話が、微かに聞こえてくる。
「水密めく」(みずひそめく)
にしておこう。
あ、字余りだ。
と思ったら、なあんだ、
「水澄む」(みずすむ、みづすむ)というのがあるのだねえ。