
てれすこの次は、ズウフラ。
まあ、日本のメガホンの起源かな。
岡本綺堂の、半七捕物帳に、
「ズウフラ怪談」てのがある。
「銅製、形ラッパの如く、長さ三尺余、口に当てて呼ぶ」
全部作者の創作じゃあないのか?と疑った。
その位、ヘンな語感があった。
ルウフル(蘭語Rofleの訛)、
『和合人』天保十二年、と読み進むと、妙に納得。
こりゃあ、埋もれてしまったなあ・・・。
でも、この姿がみたい。
豆腐売りの、ラッパのお化けで、
蓮根みたいなのを想像するか。
近いのがあった。
『豆州内浦漁民史料』。
これに、「ローフー」あり。
日本アレンジ版で竹製。さもありなん。
やや、落ち着いた。
が、マンガ棚下照生の「ずうふる」が気になるなあ。