2010年2月19日金曜日

十両でとぶ首


古典落語。
ったって、そう古い話じゃあない。
でも、

時と金と地図が、
古典落語聞くには、まず必要な基礎知識。

現代人として、江戸時代を「間夫」にできるかどうか。
(新作落語って、何なの?てな話にもなるけど、
 そんなもんは、おいとく)

「一刻」、「一両」、「田町(浅草の」

お客がね、
その時間や金額や場所を、
即時に受け止めなきゃあならない。
演者はそれを、要求すべき。
わからん奴は、聴かんでいいと・・・

現代風アレンジで、
「革財布に500万」とか、
「高尾を買うのに300万」なんてのじゃあ、
なんだかなあ。

時と場所はそう難しくないが、
金はややこしい。

いくら調べても決定打は出ない。
感覚で落とすしかないのかなあ。