2010年10月23日土曜日

体重の8%

16年ぶりの献血。
「冷たいもの飲まれました?」
受付のナースに、両腕を見せた瞬間に言われた。
「ハイ、ビタミンレモンを。」
「温かい飲み物を飲んで下さい。
それと、コレをモミモミしてて下さい。」
と、温かいビニールパックを渡された。

もう、手帳はないのだね。
全てのデータを、
カード1枚で管理するようだ。



でも、トテモ快適に、淡々とすすんだ。
これは、簡単。
来週もやろうと思ったら、
インターバルが8週間は必要らしい。

リニューアル記念のこれはないと思う。

俺の血は、役に立つのだろうか?

2010年10月21日木曜日

ちらり

1。Snow Patrol - Chasing Cars (2007 version)

2。Underworld - Two Months Off

深夜CMでチラリと聞く。
懐古。

2010年10月19日火曜日

星の海



きっと。太陽の風にのってる。

2010年10月5日火曜日

追悼。あまりに若過ぎる。



ある時、彼の荒川釣行予定の情報に、
少しでも参考になればと、
書きみ始めたのが、最初のコンタクト。
どんなにつまらない書き込みにも、
必ず、丁寧にレスしてくれた。

初めて会ったのは、大きい地震のあった日の午後。
ぜひ、渡したいと、「竿しば」の十字天秤を用意して、
ドキドキしながら、とりあえず、酒を買って行った。

「こんにちは、初めまして。〇〇○○です。」
「こんにちは。××××です。どうぞよろしく。」
「こちらこそ。まあまあ、コレどうぞ。」
とワインと十字天秤を渡すと、
「はあはあ、ありがとうございます。」
とサッサッとしまって、釣り続行。

あれっ?オヤジの感覚では、
じゃあ、まず一杯。
の予定だったのに、
見事に期待を外され、
釣りに対する、真摯な姿勢に参った。

あまりに釣れないので移動。
途中、彼は、
通りがかりのご夫婦に、声を掛けられ話し込む。
初対面なはずなのに、さすがWebの力はスゴイ。
有名人だ。

移動後も、お互いあまり思わしくなく、
大先輩なのに、恐る恐る、
自分の貧果を差し上げる旨を言うと、何の躊躇もなく
「ありがとうございます。」と、ニコニコ。
とんでもなく、素直すぎる若者だと思った。

Web上では、毅然とした態度で、
「来る者は拒まず、去る者は追わず、
理不尽で礼儀知らずな者には、ケンカも辞さず。」
という、凛々しい応答をしていたので、
何か近寄りがたいかなあと思っていたが、
懐の広さにホッとした。

その後、
お台場でのハゼ釣りに誘われる。
テナガ専門のはずなのに、
バスロッドで、ヒョイヒョイと釣り上げ、
あっ、こりゃ、「出来る」。

自分が見事に転び、手の平をザックリ切ったとき、
彼は、自分の竿を放り出し、
瞬時にコンビニに走り、
消毒スプレーと、絆創膏を買ってきてくれた。
その後、やれやれと釣りを再開していると、
後ろで、観光客のアベックの男性が、スッ転び流血。
やはり彼は、
即、釣りを中断して、助けにいった。
そこまでやるか、という位の丁寧な処置。
その後、何事もなかったかのように釣りに。

ソコソコで切り上げ、帰りの新橋で反省会。
昼から夕方まで、なんと6時間。飲みまくった。
面白可笑しく、とんでもなく、良いヤツ。
彼は、最後まで紳士。
サイトのシールを頂く。

其の年末。
彼の主催で、忘年会オフがあり、末席ながら参加。
年齢の上下の関係なく、彼は、その中心であり、
見事に仕切り、あっぱれ也。
沢山の色々な方々が、
ここで出会い、
交友が広がっていった。

その後、何度も釣行の誘いを受けたが、
忙しくて行けなかったのが悔やまれる。

もっと、話がしたかったなあ。
バカヤロウ…
逝っちまいやがった。

合掌。

2010.9.27のこと。

2010年10月4日月曜日

鯊之助その九



口を目一杯開けて、躰を上に反らし、
白くなって、硬直している鯊をみるのが嫌なので、
魚籠を買った。
それでも、釣り上げた状態が悪ければ、
死んでしまう。

魚籠の中で、痙攣し、呼吸が荒くなり、
やがて、呼吸が止まり、微動だにしなくなり、
死が訪れる。
体表の色素胞が、消滅するか、
死後硬直により、
あらぬ所へ押しやられるかして、
体表が白々してくる。

良く、暗い所では黒くなるというが、
今回、劇的な短時間の体色変化を観察して、
体色変化の、引き金=受容体が、
眼にあるんじゃないかと思ってしまった。
調べると、眼の後ろにあるらしいのと、
色素胞の動きを左右する、ホルモンが関係している。

呼吸しない=死と仮定すると、
脳死、心停止、どの時点で、
体色変化のホルモン分泌が停止するんだろう。

体色変化は、かなり遅れてやってくる。
少なくとも、死後硬直後ではないんだろうか。

鯊之助の死骸を冷凍して1日。
体色は、死んだ直後のまま、黒斑もハッキリしている。
口も開かず、躰も反らず、そのまま綺麗。
安らかに。

2010年10月3日日曜日

鯊之助その八


鯊之助が、昨日、身罷ってしまった。
かなりなれたきたので、
摂餌のシーンを、出囃子シリーズで撮ろうとしていたが、
突然の事でまいった。

夜、日付が変わった頃、いきなり、頭を上に直立して痙攣。
其の後、フラフラ。
いつもより、呼吸が荒く、
鰓を目一杯に開き、思い切り胸鰭を開く。
これは、ダメかなと思いながらも、
あわてて、水換え、ほんの少し温かい水に入れ替え。
この時点で、良く見る死んでしまった時の、白っぽい体色。
硬直していなかったので、しばらく見ていると、
突然、隠れ家に頭だけを突っ込んだ。
すると、見る見るうちに、体側の黒斑が蘇り、
これは復活するか、と微かな期待を持つ。

やはり、無理だった。鰓の動きが止まる。
其の後、半時以上、死後硬直も起こらず、
体色も生きているかの様で、
いつまでも、水の中で触っていた。