2010年9月4日土曜日

天水桶

お江戸の屋根にあった気になる物
烏桶、
あるいは、
烏飛び。
正体は、
天水桶と、火をたたく藁箒。
江戸時時代に、火災が起き、延焼が近づき、
火の粉が飛んでくる。
屋根に揚がって、藁箒を手に持ち、
天水桶にジャブジャブ浸して、そこらに飛んでくる火の粉を、
ペチペチと叩きまくる。
不謹慎ながら、何故か微笑ましい。
無駄な抵抗とは分かっていながら、置かずにおれない。
鰯の頭みたいものなのか。